国民の生命と財産を護る？
日本国憲法には、国民の義務が明記されている。
その１，教育
その２，勤労
その３，納税
がしかし、国家が国民に負う義務は記されていない。
これは片手落ちでは無かろうか？
なんど見直しても書いていない。
確かに一部につたわるように、戦争放棄は崇高な条文なんであろうが、国民に対して義務を負わない国家なのか？
北朝鮮に拉致されたままの日本人は、政府が認定（これもおかしな話だわな）してるだけでも、１２名。
救う会と家族会によれば１００名を超す拉致被害者があると云う。
国家ぐるみで日本人を拉致し、氣づいた日本政府が放置しておく。（現実には外務省が中心になり折衝はしていたようですが）これを国家と云うのであろうか？
憲法に記されてないからとの理由で、外交ルートで交渉？
交渉の余地はありませんよね。
我が家族が勝手に他国に連れさられ、ヘラヘラしてられますか？
放置してるままを国家と呼べますか？
帰国を待ちわびる国民が居る傍らで、桜？で延々と時間つぶしをしている国会。
憲法に記されている国会の役目。
〔国会の地位〕
第四十一条 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。
国権の最高機関？唯一の立法機関？？
一昨年は、モリカケで延々と三文芝居、それもでっち上げをされていた野党諸兄。
それに延々とおつきあいを重ねた政府・自民党。
森本学園は、ほぼ全てがデッチ上げであったことが籠池夫妻の長男氏によって暴露されている。
こんなことで、国権の最高機関？ 唯一の立法機関？
７０年近く生きてきたが、呆れ返るばかり。
中東のレバノンで日立製作所の社員を名乗る人物が秘書兼通訳の募集をした。
後に二人が国外研修中に逃げ出し、レバノンは激怒。
武力行使も辞さない構えをみせると、あっさりと北朝鮮は拉致したレバノン人女性を返した。
憲法９条を盾に、武力行使は出来ないとされてるようだが、それでは何のための国家であり、自衛隊なのか？
国民の生命よりも、憲法解釈が先なのか？
最近、齢を重ねた所為なのか？
横田夫妻のみならず、家族会、特定失踪者の家族の皆さん、何よりも拉致されたままの日本人多数が氣の毒でならない。
同時に、やったふりしてるだけの日本国と政府に腹が立ってしょうがない。
自国民を拉致されて、そのまま捨て置く日本国とその政府を認められませんね。
竹島を不法占拠し、島内の漁民を殺戮し、勝手に李承晩ラインを引いて、日本の漁師を拿捕しつづけ、挙げ句に、交換条件で在日特例法を制定させられた。
その国に、戦後日本が支援し続けた資金は、数兆円を超え、数十兆円に上ると云う。
同じことを北の民族に『拉致』という名称で日本人が連れ去られている現実。
こんな国を国家と呼べるんだろうか？
ミサイルをボカスカ撃ってくる国、その兄弟は、単なるイチャモンだけを延々と続ける。国権の最高機関と憲法で明文化されてる住民が、桜、シュレッダーで悪戯に時を潰している。
原因はひとつ。
独立国家とは呼べない憲法で呪縛されてることにある。
そう・・国家の意思表明が出来ない国家もどきが経済的に世界三位になっただけのこと。
このままでは、２６０万の兵士と６０余万の民間人がイノチを散らした事が無意味になりかねない危惧を感じます。
８月１５日に靖国さんと千鳥ヶ淵を参拝すれば免罪符を手に出来るわけではあるまい。
前期高齢者も中盤にさしかかり、国（むろん地域も含め）の未来が案じられてなりません。
ふっと脳裏を過ぎった妄想がある。
米国の占領政策は、日本人が再度立ち上がることを恐れての事。
いずれ、日本人は独自の憲法を制定するであろうが、幾つもの高い壁を埋め込んでおくこと。証左に、米国自身は合法としていない共産党の存在を容認した。
あのドイツですら、憲法改正は議会の議決によっている。
公職選挙法も然り。
立候補者に特段の縛りが無い。日本国籍を保有してさえすれば、なんらの縛りもなく、候補者に成りうる。
と云うことは帰化人であろうが、天皇制を否定する共産党であろうが、日本を否定し続ける在日帰化人であろうが、一定の得票数が得られれば当選することになる。
地方議会でも、国会でも・・。
とりわけ、国会は、わけのわからん選挙制度に改定し、敗者がゾンビのごとく蘇る。
而して、茶番劇を演じるだけの野党と、消去法で得票数を維持する与党になった。
地方選挙でも候補者は、未来やら地域やらを唱える。
現政権が返り咲いた選挙のコピーを未だに鮮明に覚えている。
『日本を取り戻す！』とあった。
３・１１で醜態をさらした民主党への反発もあったろうが、モヤモヤを抱えていた多くの有権者が反応した。
独立国としての矜持。３００余万の戦没者の希望。
何よりも、バブルの崩壊以降２０年。
すべてにおいて、足踏みを続ける日本に一筋の光明を見出したのでは無かろうか？
そういう意味では、コピーライターは、極めて優秀だったことになる。
往々にして、キャッチコピーは、本音を塗布する目的で編み出される。
この島の周辺は良質な漁場だったと石垣の漁師に聞いた。
今では、中国海警が領海侵犯を繰り返すために、漁船は出向かない。
出向かないようにと行政指導があるそうだ。
ちなみに、中国海警と呼ばれる沿岸警備隊は、武装警察の管轄にあり、有事の際は中国海軍に編入されるらしい。
海上保安庁は、設置された当時の事情もあるんだろうが、元は運輸省、現在は国交省の管轄であり、機関砲などの装備はごく一部に留まっている。
ここには、自国の漁場を中国に売却してしまい、行先を失った北の木造漁船が大挙して押し寄せてきている。
過去形にしたのは、近年不漁が続いており、日本漁船も北の漁船も行かなくなっているらしいからだ。
軍艦並みの装備の中国海警船 北の木造漁船 （いずれもネットから借用）
日本は四方を海に囲まれている。
その四方を取り巻く国家とはいずれも、領土問題、主権に関わる問題を抱えている。
１，北方四島（対ロシア）
２，竹島（対韓国）
４，尖閣諸島（対中国）
戦後、７５年になろうとしているが、いずれも根本的な解決はおろか、一歩も進捗していない。
個々人により考え方は相違があろうが、独立国家とは、国家、国民の生命と財産を護ることが一義であり、それが出来ないものは、国家では無いのではなかろうか？
別に好戦論者では無い。体験してなくても、戦争の悲惨さくらいは認識している。
が、オカシイと思わないんだろうか？
主権を侵害され続けて、イカン砲だけを唱える政府。
憲法改正なんぞ、捨て置いて、米国の特別州にでもならん限り、この国の独立は自力では無理なんでは無いか？と近年感じる。
そう、いっそのこと、米国特別州入りの国民投票でもしたら如何か？
むろん、米国が望むか否かは不明だが・・・。
そのほうが、未来に希望を託せると感じてならない。
