もうひとつの下妻物語(卍や七代目)

二十数年ぶりに帰郷。まぁ当たり前だが、激変ぶりに浦島太郎の氣分に陥っている。温故知新。古きを訪ねる記。使っている画像は自分で撮影したもの。借り物の場合は其の旨記載します。人生の整理をするために書き残そうと考えてます。過激と思われることも多々あろうが、日本が好きだから、許せないことは明白にしておきたい。むろん、残り少ない人生でもあり、子孫への遺言でもある^^;

霜柱と雑草と餅つきと・・。

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しぶといモミジの朱と降霜の白

数日 温い日が続いた。

昨夜も同様に、あたたかい夜。

 

払暁は随分と冷え込んでいた。

朝日が昇ると畑は真っ白。

なぜか、生き残っているモミジの赤と降霜の白が美しかったので。

長靴を履いて出てみた。

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今更ながら、生命って凄いね~と云うか凄まじいね~

体内の水分が凍っているにもかかわらず、陽光で霜が溶けると生きかえる。

樹木はこの時期が植え替えの適期。

地中の水分吸収を止めるからだそうだが、休眠するんだろうか?

落葉樹は葉を落としているが、新芽は既に出ている。

厳冬期を新芽で潜らせて、春先に萌芽。

 

ほんと、自然は凄まじい。

朝から何度目かの凄まじさを感じている。

子どもの頃、このあたりの農家は師走には、味噌やら納豆やらの仕込みをしていた。

今日は29日。

縁戚やら近所やらが集まって正月用の餅を庭でついた。

庭先でもち米を蒸し、その場で臼と杵で餅をつき、皆でアンコやきな粉にして食した。

とても、豊かな時代と光景だったと感じる。

 

農家も12月~1月は畑に出ずに、普段出来ない作業をしてましたね~

筵や縄を編んでいた記憶もあるね~

 

ただの爺さんのノスタルジーかも知れないね~と自嘲の朝。

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