もうひとつの下妻物語(卍や七代目)

二十数年ぶりに帰郷。まぁ当たり前だが、激変ぶりに浦島太郎の氣分に陥っている。温故知新。古きを訪ねる記。使っている画像は自分で撮影したもの。借り物の場合は其の旨記載します。人生の整理をするために書き残そうと考えてます。過激と思われることも多々あろうが、日本が好きだから、許せないことは明白にしておきたい。むろん、残り少ない人生でもあり、子孫への遺言でもある^^;

春夏秋冬(いろはモミジの一年)

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11月30日のいろはモミジの一本

50年ほど前に、中学の同級生から30本ほどの3~4年生をいただいた。

父親と二人で敷地内と畑に植えたことを覚えている。

敷地南側の通路沿いに数本。

裏からの進入路沿いに数本。

畑に数本。

庭先に一本。

その庭先の一本が表記の一枚。

自宅を離れて数十年。

両親の他界をきっかけに帰郷し、敷地を整理してきた2年。

無聊を慰めてくれたのは、敷地内の花木と畑の果樹たちと訪れる野鳥集団。

 

モミジは落葉樹。

桜の開花から遅れて、新芽を出します。

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新芽を出してきたモミジ

春モミジと云うんでしょうか?

春先に朱くなる楓もあるようですが・・・。

桜は国民的に人氣がありますが、待ちわびて、毎日眺めた所為でしょうか?

とても、愛おしい一本になりました。

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新芽が芽吹いて一週間後。

それから、10日後。

色合いが濃くなります。

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その二週間後の姿です。

この姿のままで晩秋を迎えます。

真夏は、この枝の下は絶好の涼み場。

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向こうに見えるのは、隣家の土蔵です。

このお宅も空き家です。

誰も帰郷する予定はないようです。

春先の竹の子の季節には、立ち入って、倒すんですが・・・・。

敷地が広く、とても、倒し切れません。

結果、その向こうの竹やぶの侵食を受けて、100坪前後は孟宗竹に覆われてます^^;

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山茶花と背後はヒメシャラ。一足早く紅葉してましたね。

暑い夏にもめげずに、過ごした11月10日過ぎに一部が色づき始めます。

昨年も11月14日だったようですから、さして氣温は変わらなかったのでしょうか?

今年は、庭先は、一昨日ですから16日にほぼ、葉を落としました。

まだ、境界近くの兄弟や裏の通路際の日照の少ない樹は葉が残ってますが・・。

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11月28日の一枚

モミジに人生を重ねると寂しくなるから、止めとく。

が、ほんと、今年は、この子とお仲間に慰めていただきました。

剪定くらいしてあげないといけませんね~とは思うが・・・。

どこを切ってあげたら良いのか微妙にわからん。

どうしたものか?

道路との境界に植えられた数本の中の生き残り。

それにつけても、2m置きに植えた記憶がある。

こんなになるとはね~

想像力の欠如でしたね。

大根や、ほうれん草と同様に間引きをするか?

最初から5mほどの間隔で植えるかしないといけません。

たくさんのことも学ばせていただきました。

そんな通路の数枚。春を待ちましょうね!!!  ありがとうですm(_ _)m

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通路に植えたモミジが隣家の霜の畑に落ちてました。

侵入してきた隣家の竹に囲まれても、めげずに背くらべを続けているお仲間さん。

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こちらは陽のあたらない裏通りに植えられたお仲間さん。

一本は、爺さんが帰郷した年に枯れた。

二本はめげずに大木になっている。

通路、白樫とケヤキの間に植えたお仲間は、太くなれないが、必死で生きようとしてる。

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