もうひとつの下妻物語(卍や七代目)

二十数年ぶりに帰郷。まぁ当たり前だが、激変ぶりに浦島太郎の氣分に陥っている。温故知新。古きを訪ねる記。使っている画像は自分で撮影したもの。借り物の場合は其の旨記載します。人生の整理をするために書き残そうと考えてます。過激と思われることも多々あろうが、日本が好きだから、許せないことは明白にしておきたい。むろん、残り少ない人生でもあり、子孫への遺言でもある^^;

沖縄の話(その1)

霜が降りる季節になってしまった。

昔から霜焼け体質なので、冬は大嫌い。

子供の頃は手指が曲がるほどの霜焼けだった。

もっとも、一人だけでなく、何人もいた記憶がある。

衣類が今とは比較にならならほど粗末な時代、昭和30年代初頭の頃。

いまどき、霜焼けになる子は居らんようだが・・。

だから、霜柱は好きではない。

今年の初霜は昨日、11月29日だった。

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初霜と霜柱  霜柱が立つ時期にはイロハ紅葉が文字通り紅葉する。

沖縄には、本土復帰の年、昭和48年に初訪問。

もっとも、当時の勤務先の洋上研修と称した半分研修、半分慰安旅行だったが・・。

ゆえに、さしたる記憶は無いし、日中に上陸した記憶も無い。

後に、仕事仲間と沖縄に4日ほど滞在する機会を得たのが実質初上陸だった。

LCも飛んでない時代ゆえ、チケットだけでも往復10万円近かったやに記憶している。

沖縄戦の激戦地のひとつ北部の伊江島、南部の聖地、斎場御嶽を仕事の合間に訪ねた。

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伊江島塔頭。単独で屹立している。 斎場御嶽から久高島を拝礼する。

いずれも沖縄では聖地とされている。

後に知ったが、沖縄には聖地がそれこそ無数に点在している。

神社神道でなく、原始信仰が残されているのかと感じます。

いずれ、詳しく書く機会もあろうからここでは省きますが。

斎場御嶽は歴代尚王朝の拝所。神の島・久高島を拝礼した地とされている。

現在では、世界遺産に指定されており、多くの観光客が訪れている。

 

戦後再建された首里城は先日の火災で焼失してしまったが、沖縄の魅力は亜熱帯氣候。

今朝の北関東・下妻・我が家の最低氣温度は氷点下2度。

沖縄・那覇の最低氣温は20度。

そう・・12月でもTシャツ、短パンで過ごせる。

体験した中での最低氣温は10度だった。

もっとも北西からの季節風が遮るものが無いまま、吹き付けるので西海岸の体感温度

五度前後まで落ちる。

年に数日あるか無しかであるが・・・。

12月になったら沖縄のタクシーはすべからく暖房を入れる。

着込んで行く内地からの客は大汗をかくことになる^^;

 

それはさておき、亜熱帯沖縄。

海の色は置いといて、海中は竜宮城。

陸上には、亜熱帯の花木が咲き乱れる筈。

残念なことに、いまの沖縄はそうはなっていないが・・・。

霜柱をみて、暖かい沖縄を思い出した朝。

この季節には、街路樹にもある、徳利木綿(とっくりきわた)。

ピンクと黄色の鮮やかな花を咲かせます。

実には、文字通り、木綿(もめん)が入ってます。

木綿の実が実り出す頃には、やんばるから緋寒桜の便りが聞かれます。

12月末でしょうかね?

異次元でもあり、異質な南西楽園・沖縄の話題でした。

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緋寒桜12月末には北から開花が始まります。 とっくり木綿。

 沖縄の話題はてんこ盛りです。

海、花、野鳥、昆虫、外来種(とりわけ川魚)米軍基地、反基地、作物、離島、

折にふれて紹介していきたい(^^)