もうひとつの下妻物語(卍や七代目)

二十数年ぶりに帰郷。まぁ当たり前だが、激変ぶりに浦島太郎の氣分に陥っている。温故知新。古きを訪ねる記。使っている画像は自分で撮影したもの。借り物の場合は其の旨記載します。人生の整理をするために書き残そうと考えてます。過激と思われることも多々あろうが、日本が好きだから、許せないことは明白にしておきたい。むろん、残り少ない人生でもあり、子孫への遺言でもある^^;

柿と渡り鳥

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つぐみです。

留鳥だと思ってたら、ツグミはシベリア方面からの渡り鳥のようですね?

知らないことが多すぎますね。

齢を重ねれば、重ねるほど、知識も知恵も足りないことばかりであることに氣づかされます。

まぁネットの普及とDBの整備は、世界中の情報が瞬時に入手出来るので、知識だけは

増えますが、肝心な脳内HD容量が極めて小さくなっているからね^^;

 

ツグミと同様に北海道から渡って来る冬鳥(避寒ですね)の一群にヒヨドリが居ます。

ヒヨドリは群れになって、津軽海峡を渡ってくるのが知られています。

群れになる理由は一点のみ。

待ち受けてるハヤブサに対応する目的のようですね。

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ひよどり

自然界の生存競争は大変です。

まぁ本土へ(日本へ)渡ってしまえば、食生活の変化もあり、とりあえず、食にあぶれることは無さそうです。

我が家周辺でも、収穫されない柿の実がそれこそ鈴なり。

且つ、農薬も化成肥料もない自然栽培ですからね。

良質な食であることは紛れもない。

留鳥メジロさんたちも柿が好物のようですが、ヒヨドリが居ると近寄れない。

体長も違うしね。

だから、早朝から群がるヒヨドリさんとツグミさんたちが食べ終えた頃にやってきます。大きな嘴で突かれた柿を食べています。

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メジロさんたち 雌雄は不明です。鳴き声でわかるんですが。

柿は戦後から昭和の高度成長期に至るまで、子どもたちの格好の食べものでした。

駄菓子を食べる子は居ない時代。

むろん、お金が無いから誰も買えなかったんですけどね。

競って柿は食べたもんです。

むろん、渋柿もありましたから、寒風に晒して、干し柿にする家庭もありましたね。

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干し柿(福島以北)今では高級品です。

時代と共に食生活が変化し、今では柿を食べてる子を見掛けることは無くなりました。

而して、渡り鳥さんたちとの国際交流の舞台になってます。

とりわけ、ツグミさんたちはロシアが本拠地のようですからね。

叶うことなら、クレムリンの皆さんに冬場は日本でお世話になっていることを伝えて欲しいもんです。

だから・・・北方四島返してあげてね~とかね。

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ほとんどが渡り鳥さんの食糧になります。

 ちなみに、カラスも冬になると群れをつくります。

爺さんたちによれば、昔はこのあたりまで、オジロワシがやってきたそうな。

ワシ・タカ類への備えで、冬にカラスも群れをつくるんであろう・・と。

遺伝子が記憶しているんでしょうかね?

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群れるカラス オジロワシ(知床にて)