美人局と芸者衆
戦後の有名な首相経験者の逸話がある。
浮氣の最中に奥方に踏み込まれたが、最後まで浮氣はしてない!と言い張った人物。
側近が、後に聞いたそうだ。
先生! あれは浮氣で無かったんですか?
バカ云え! 本氣でなけりゃオトコが役に立たんだろ!!
こちらも既に故人となられた一代で一部上場企業をつくり、若手を育てようと組織までつくられたオーナー氏の奥方の話。
(これは直接奥方氏から聞かされた深い話)
オーナー氏は、ある時期から自宅に帰ることは稀になったそうな。
明日からホテルで暮らす。
時折、帰るが、女性と暮らす。
相手女性とは、とある町の芸妓さんとの由。
この街は舞妓さん⇒芸妓さんの特別なしきたりが残されてる街。
間違っても、美人局やら恐喝ネタやらにはならない!
奥方もオーナー氏も偉い。
こんな会話と約束をしたそうだ。
◯家庭内で騒動になることの無いようにする。相手女性も暮らしが立つようにしておく
その①相手の女性には、数億円を渡した。
その②弁護士が清書した念書も書かせたから、それは奥方に渡しておく。
その③籍を云々することは一切ない。
◯奥方はその弁を聞いて、結構ですよ。の一言だけ。
ただし、貴方のお相手には一度だけ引き合わせさせてくださいまし。
ある街の芸妓さんであったことを確かめ、後々のことも芸妓さんから聞き出し、
よろしくお世話くださいまし。としたそうな。
いろんな意味で何度もお逢いさせていただいて、都度、馳走になった人物。
また、一方でいわゆる、有名人とも引き合わせさせていただいた。
某総理の奥方とも引き合わせさせていただいて、次に訪ねた折に総理の色紙をいただいたこともある。(たぶん、焼却はしてない筈なのでどこかにあろうかと)
十年ほど後に、オーナー氏が亡くなられた事を風の便りに聞いた。
お子と奥方には、多額の遺産が残されたとも聞いた。
京都の老舗店の跡取りに聞いたことがある。
祇園は、京都の旦那衆の遊び場としてつくられた街と・・・。
いまでも、京都の界隈では醜聞は起き得ないとも。
世情を騒がせている民事訴訟がある。
就職の相談に会食したところ、強姦された!と訴え、刑事では立件されなかった。
民事で提訴したところ、勝訴したとされてる一件。
事実は当事者以外はわからんわね。
でも、まぁはっきりした背景が幾つかある。
その1,被告人は、当時、某大手TV局の支局長であったこと。
その2,原告は、それと知って、近づいたこと。
その3,二人で会食し、泥酔するまでアルコールを口にしたこと。
その4,支局長氏は、ベトナム戦争時の韓国軍のある事象を発掘し、放送を目論んだ事
その5,放送されることは無く、彼は、某週刊誌に記事を掲載したことで職をおわれる
その6,後に、強姦罪で告訴され、放送局を追われたこと。(職を失った)
その7,裁判では原告敗訴し、検察審査会でも退けられたこと。
(何故か? 突然、原告には野党の応援団が多数現れたこと)
その8,民事で提訴し、原告勝訴となったが、被告は上告したこと。
ここまでが経緯。
まぁ普通に考えれば、初対面の二人が居て、泥酔するほど酒を呑むと云うことは暗黙の了解だわな~
そもそも、承諾を得て、乗っかるヤロウは居るまい。
むろん、一筆書いてもらってなんてこともあるまいね。
酔ってたとしても、部屋まで付いていくことはあるまい。
戦後生まれの戯言やも知れないが、『据え膳喰わぬは・・・。』だしね。
そりゃ、相手に恥をかかせることになる。
が、待てよ! これは日本的な考え方だわね~
と、過去を振り返ると、
で葬られたことがある。
同じ国相手に、大使館員が自殺に追いやられたことがある。
いずれも、日本で云う美人局、横文字で云うハニートラップ。
横文字が存在すると云うことは、世界共通の古典的な謀略のひとつであろうね。
まぁくの一なんぞも日本的な美人局のひとつだろうが・・・。
怖いのは、世界には、国家を挙げて美人局を行っているのが多々存在していること。
この案件の入口は、韓国軍のベトナムにおける慰安所設置報道だった。
いつの間にか、強姦した奴と強姦されてもメゲない強い女性の構図となった。
この女性の出自が一切出てこないのも不思議でならない。
ここまでの騒動になれば、中学や高校の同級生なりが現れても良いはずだが・・・。
男女の世界には、口を挟むな!と爺さんの遺言だった。